「看板」とはそのお店の「ポリシー・雰囲気・内容」などを表す代名詞のような存在。そんな「看板」という言葉にこだわって、その言葉が私たちの日常でどんな使われ方をしているか調べてみました。
■看板倒れ
外見だけが立派で、内容が伴っていないこと。みかけだおし。
■看板が泣く
見せかけと実際が違っていることのたとえ。これまでの名声・栄誉に、内実がついていけなくなる。
■看板娘
店先で働いて、客をひきつける美人の娘。
「たばこ屋の看板娘」などと使う訳ですが、最近は看板娘がいる個人商店は皆無に近く、 死語になるつつある?
■看板にする
飲食店・酒場などがその日の営業を終わること。閉店。昔は閉店時に看板も一緒に下ろしていたから・・・。
■看板に傷がつく
信用・評判などが損われる。些細なミスが、「看板に傷がつく」結果になることも・・・。常に細心の注意が必要ですが、人間がすることにミスも付きもの。そんな時は、誠意を持って迅速に対応することか。
■一枚看板
組織・グループの中の中心人物。ほかに大した取り柄はないが、唯一誇れる魅力的な事物。
「わがチームの一枚看板の彼が欠場で、客はさっぱり・・・」
■二枚看板
組織の中で、中心となる二人の代表的人物、若しくは二つの事柄。
「長嶋・王の2枚看板でジャイアンツはV9を達成した。」 - ちょっと古い・・・。
■金看板世間に対して誇らしく掲げる主義・主張など。
「今度の選挙では、わが党は景気回復の実績を金看板に戦う!」
■看板に偽り無し
外見と内容が一致している。看板屋としては、これでなくっちゃ・・・