さあいよいよ看板製作……といきたいところですが、その前にいくつか下準備があります。
まずは、カット。HPに掲載しているサイズのままで看板を製作する場合はいいのですが、お客様のご希望のサイズにカットすることもあります。ちなみに、直線カットは無料で承っていますので、サイズ変更はお気軽にお申し付けください。
旋盤やノコギリ等で、木材をカットします。ちなみにこのときのコツは、ほんの1㎜程度、大きめにカットすること。このあとの研磨作業で削れてしまう分です。
そして次に、研磨です。木材業者から仕入れた時点で、ある程度木材は研磨してありますが、看板製作の際に改めて研磨します。番手が粗いものから細かいもので削り、表面を滑らかにします。角をほんの少し丸め、ミミの部分も、自然の風合いを損なわない程度に削ります。
実際に看板を手で触ることはほとんどないでしょう。目で分かるほどの差ではないかもしれません。しかしそれでも、表面が滑らかなほうが、美しい看板に仕上がるのではないかと思っています。

また、特に丸太材の場合に多いのですが、木材に穴が開いていることがあります。自然のものなので、それはいたし方ありません。その場合は、パテを使ったり、ケヤキならケヤキ、ヒノキならヒノキの細かな木片を詰めて、穴を埋めます。同じ茶色でも、濃さのちがうパテを揃えていますので、元の木材に近い色のパテを塗ります。ぱっと見て、もともと穴が開いていたとは思えないぐらいきれいに埋めますので、ご安心ください。
これらの作業を経てようやく「これから美しい看板へと仕上がる木材」が私たちの目の前に現れました。彫る、塗る等の作業については、また次回。
