流木工房のすぐ近くに「湊川神社」があります。その湊川神社には「楠木(クスノキ)」が群生しています。流木工房で使う看板材としては「ケヤキ」が一番多いのですが、その次くらいに「ヒノキ」「クスノキ」などが続きます。
「クスノキ」の気乾比重は0.52、「ケヤキ」は「 0.47~0.69」、「ヒノキ」は「0.41~0.45」(木材辞典)です。それで看板材を扱っている者としては、ケヤキが一番重く、彫りもシャープな仕上がりになります。「ヒノキ」は軽く柔らかい材で、木目と直角に彫る時は気を使います。「クスノキ」はその中間くらいで、彫りやすい材です。
まずは湊川神社の楠木の写真を紹介します。/
【湊川神社の楠木群】
【湊川神社の正門】
【色づいた紅葉(モミジ)】
実はこの木には時々お世話になっています。頭の回転が悪い時など、体調を整えるのに時々使っており、大人がぶら下がるのにはちょうど良い枝ぶりになっています。
因みに「本殿」は下の写真です。
【本殿】
湊川神社はテニスコート5個分くらいの面積で、本殿の裏は小さい森のように鬱蒼(うっそう)としています。