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13.木の看板の特長

看板はまず「視認性」がポイント

人間が一度に認識できるのは10文字程度までだそうです。看板はお店の顔です。そして、看板の重要な働きは認知性、簡単に言うと目立つこと、人目を引くことが不可欠な条件になります。その認知性は看板の大きさ・形・色合い・ロゴなどによって決まります。ただし、けばけばしいだけの看板ではお店のイメージを損なうことにもなりかねず、お店の雰囲気・コンセプトを正しく伝えるものでなければ長期的な効果は見込めません。

その点、世界に二つと同じものが無い無垢材の看板は、その形・色合い・質感がロゴを引き立たせ、控えめながらもしっかりとお店の雰囲気をアピールします。自然の素材だからこそ、すんなりと周りに溶け込みます。

 

温かみのある看板

自然木の看板には無機質なトタン看板や電飾看板に無い温かみがあります。そしてお店のコンセプトや店主の想いを看板に込めることができます。自然素材だからこそできることで、飲食店に限らず、オリジナル商品・サービスの専門店、アート関連のカルチャー教室・さまざまな施設の表札看板として取り入れられています。

 

メッセージ性を込められる

オーダーメイドで作る木の看板はお店の雰囲気をそのままに伝えるメッセージ性を秘めています。その場合、ロゴが重要で、お店の名前や特長を端的に、そしてその形とともに全体的なバランスや色使いに気を配る必要があります。メニューや電話番号などの細かい情報は別の看板に任せ、メインの木の看板はすっきりと仕上げることがアピール性にもつながります。

また、ロゴを引き立てるような看板素材の選択も大切になってきます。